「日本の給食を世界へ」

1. 目的・目標
給食を通じて子供の未来に笑顔を届けることに加え、万博を日本の給食文化を世界へ発信するきっかけにしたい。また、給食に対する人々の意見を集約し、日本の給食文化の素晴らしさを改めて実感していただく機会となることを期待する。そして、給食に関する多くの課題を解決するために「給食弁当」という新たなビジネスを展開したいと考えている。


2.  背景・問題提起
給食費が物価高騰に伴い値上がりしたことが原因で、給食の質が以前よりも落ちているのではないかという懸念がされている。また、給食は一定の量を生産しているため、コロナウイルスなどの感染症による学級閉鎖が原因で給食が大量に廃棄されるなどの課題が見られる。

そこで私たちは、廃棄されるはずであった給食を活用できないかという考えに至った。


3. 企画(展開)
・「参加型給食アンケート」
バーチャルパビリオンに来てくださった方(国内外問わず)に、給食に対する意見を回答してもらうアンケートを実施したいと考えている。具体的には、アンケートを答えるごとに視覚的に意見のばらつきを観察できたり、思い出を共有するようなアンケートにしたい。

イメージ図


・「日本の給食文化を紹介する」
給食というシステムは多くの国で採用されているが、日本の給食は他国と比べると、非常に質が良く、多くの工夫がされており、この文化を万博を用いて世界へ発信したいと考えている。つまり、プレゼンテーションを行いたいということである。

・「給食弁当」
給食の廃棄について詳しく調べた上で、「給食弁当」というシステムを導入できないか検討する。具体的な仕組みを企業と共同で考案したい。

↑イメージ図


4. 詳細
・テスティパルさんにお話を伺えるチャンスがあるならば、実際に給食業界で働く方の意見を集め、日本の現状をデータ化したい。

・世界へ発信することにより、日本のき給食文化に対する良いイメージを持っていただくきっかけとなる。また、日本の良さを実際に海外でも導入することで、子供たちが安全な食を得られると考える。そのため、この給食グループの活動は、社会に貢献できる一歩となるのではないかと考える。


5. スケジュール

・テスティパルさんに3月28日インタビューをする。

・給食センターや給食に関わる方へのアンケートを実施する。

・どのような構成の給食弁当が良いのかを検討する。


6. 予算
・特になし


7. 期待される効果・成果
・世界へ日本の給食文化を発信することで、海外でも同じような仕組みが応用され、未来の子供達の食に良い影響を与えるきっかけになると確信している。

・「給食弁当」の有用性などを企業に提案するきっかけとなる。



文責:松村真帆

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