【ロスフラワー×フラワーリキュール】企画書

※お酒が入っていないリキュールとは?
「リキュール」という言葉は本来、アルコールを含む飲料を指しますが、最近は風味だけを再現したノンアルコールタイプのリキュールも販売されています。例えば・・・

  • ノンアルコールカシスシロップ(カシスリキュール風)
  • ノンアルコールコーヒーリキュール(カルーア風)
  • モナン(Monin)シロップ(カクテル用シロップとして人気)

これらはアルコールを含まないため、法律上「酒類」には該当せず、未成年でも購入可能です。スーパーやネットショップでも普通に売られています。


1. 目的、目標
・ロスフラワーを使ったフラワーリキュールを制作する。
・ロスフラワーを削減する手に取りやすく、見た目味で購買意欲をそそる商品にする。


2.背景、問題提起
・現在、ロスフラワーが問題となっており、ロスフラワーが引き起こす経済損失は年間1500億ともいわれている。また、花を管理する為に電力や水を多く使用している為、ロスフラワーによって水や電力もロスしていると言える。これらの問題からロスフラワーをなくす必要があると考えた。

・ロスフラワーを無くすことで農家や花屋さんを含め経済損失は少なくなり、電力や水のロスも減る。また、コロナ渦があけ、世の中に日常が戻り以前のような飲みの場が復活している。それだけでなく、コロナ渦を経て「オンライン飲み会」などもめずらしいものではなくなった。その為家でお酒を飲むことに関しても日常化しているため、お酒がより身近なものになったと考えられる。そのことから、「よりおしゃれで斬新性のある飲み物」として広く浸透させることができ、そのことにより経済循環も大きくなるのではないかと考えた。


3. 企画
ロスフラワーを使ったフラワーリキュールを作る


4.ペルソナ
〈ペルソナ1〉
コロナ渦をへて、コロナ渦中に行っていたオンライン飲み会を遠方に住んでいる友人とよくやるようになり、家でお酒をよく飲むようになった高校3年生の息子がいる50代前半の女性。お酒は好きだがあまり一人では面白くないのでの飲もうとは思わない。来年から子供も独り立ちするので一人時間が増える。

〈ペルソナ2〉
お酒が大好きで家で毎日のように晩酌をしている両親2人を持つ高校3年生。周りではお酒飲んだと悪いアピールをしているともだちもいるが、真面目なので法律で違反されていることはしたくないと思う。この状況が相まってお酒の味などにとても興味がある。


5. ステークホルダー
花の生産者→リキュール製造者→販売者→(飲食店→)消費者


6.企画詳細
・ノンアルコールリキュールとアルコール入りリキュールを制作し、多くの年代からの支持を得られるようにする。

・フラワーの色素と匂いをうつしたリキュールに乾燥フラワーを粉砕したものと砕いた金粉を入れることで高級感を演出する。

・花屋さんや農家さんと連携してロスフラワーを集めてそれらで匂いを作る

・匂いを抽出、リキュールのパッケージ


7. 予想される影響や効果
・ロスフラワーの知名度、理解度が上がる。フラワーリキュールを買ってもらうことで経済損失がなくなる。

・ロスフラワー削減によってロスフラワーの影響で出ていた経済損失がなくなりフラワーリキュールを販売することで経済的にプラスになる。

・自分の好きな花や、他のリキュールを試したいと思った人たちにリピートをしてもらえたり、若い世代にフォーカスを当てている為SNSなどで発信してもらえたりすることで拡散されて知名度が上がる。


8 リスク管理
・乾燥花びらが与える健康被害



文責:水野浩太

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