保存食 ~メニュー案~

1.工夫
①そのまま食べられるような形状にする
→カトラリーがなくても食べられる、お皿がなくても食べられる など。

②保存食すぎないものにするのも一つの手段
→現在の保存食は災害時の栄養不足回避のためにカロリーの高さを重視しているものもある
→その結果として味が損なわれてしまいやすい。
→あえて保存食すぎないメニュー提供によって保存食に対する “食べにくい” “カロリーをとるためのもの” といった認識を変える。


2.調理法のバリエーション
→長時間、常温で置いていても大丈夫なように調理方を工夫する。

・漬ける(塩漬け) ・日干しする(乾燥)
・燻製にする    ・煮る


3.レシピ案
①数種類のお肉を使った大人のジャーキー食べ比べセット
→日干しで乾燥されることで、長期保存が可能なジャーキー。よく見る牛肉のジャーキーだけでなく、鶏肉や豚肉のジャーキーなど様々な種類のお肉ジャーキーとも食べ比べられるような形にする!
→カトラリーが必要ない。
→ターゲット層を大人の男性に。万博内でお酒と一緒に楽しんでもらえる。
→腹持ちもいいので、これも保存食として意識してもらえるようになるのでは。

イメージ画像:AI生成

②スモークナッツ・セレクション
→燻製によって水分がなくなり、防腐効果が高まる。
燻製して、これもおつまみのような形にする。
→ただおつまみになるだけでなく、ナッツは血糖値の急上昇を抑えて脂肪の蓄積を防いでくれるダイエット効果もあるため、若年女性にも人気があるのでは。

イメージ画像:AI生成

③ドライベジタブル&フルーツボウル
→乾燥させたフルーツと野菜をサラダボウルに盛る!
→彩りが鮮やかで映えやすく、美容成分たっぷりでカロリーも低い。若年女性をターゲット層に。
→ポテトチップスのようなお菓子感覚で食べられるのに罪悪感がない!

イメージ画像:AI生成

④ツナとピクルスのサラダ
→ツナのオイル漬けと酢漬けのピクルスを合わせる。
→油と酢にも保存を高める効果がある!
→サラダ単品なので食べやすい!若年女性向けに。
→お皿を缶詰風のものにするのが理想。ツナ缶風にもなるし、保存食を意識してもらえる。

イメージ画像:AI生成

⑤日本の漬物食べ比べセット
→塩や発酵は食品の保存効果を高めてくれる。
→たくあん・糠漬け・梅干し・塩漬け野菜などを白米と一緒に提供。
→日本食に興味がある外国の方向けに。

⑥きなこと豆乳のクレープ or フレンチトースト
→チョコレート、きなこ、豆乳、蜂蜜を使う。
→チョコレートはエネルギー密度が高く、少量で効率的にエネルギーを取れる!
→きなこは6ヶ月〜2年の長期保存が可能。蜂蜜も2〜3年は風味を損なわずに保存可能。
→豆乳は低カロリーで栄養価が高い!
→全体的に低カロリーで優しい風味に!若年女性向けのスイーツとして提供。
→チョコレートと蜂蜜を抜けば、小さな子供でも食べられる栄養豊富なスイーツに。

⑦アルファ化米おにぎり体験
→アルファ化米を実際に自分でおにぎりにして食べてもらう。
→普段食べる機会がないからこそ、万博内での特別な体験にしてもらう。
→アルファ化米がどんなものか知ってもらいたい。
→白米ではなく、様々な種類の混ぜご飯などでも検討中。

【 方法 】
➀水を注ぎ、かき混ぜてレンジで3分温めてもらう。(もしくはパックに入れたアルファ化米に熱湯を注ぎ、15分待ってもらう。)
※ポットもしくは電子レンジが必要になってくる。
※アルファ化米100gに対して水は約130ml

②3〜5分蒸らす。

③ラップ等をこちらで用意し、ラップに包んでおにぎりにしてもらう。


4.その他
・保存食紹介システムについて
→各メニューを注文すると、保存食についての豆知識カード・そのメニューの紹介カードが ついてくる。少しでも顧客が保存食について興味を示してくれるのでは?

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文責:北村早紗

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