兵糧食 ~昔のレシピ~

※それぞれの家系によって秘伝のレシピが存在するため詳細は不明!


【炭水化物
・晒米(水で晒した白米)
・蕎麦粉
・はったい粉
・キビなど雑穀粉
・きな粉
・葛粉あるいはわらび粉
・山芋粉もしくは里芋粉-山芋や里芋を一度干し粉に挽いたもの


【タンパク質、海洋性ミネラル、動物性ビタミン類、油脂成分】
・脂質及びタンパク質が豊富な穀物および豆類
・鰹節およびにぼし粉などの魚粉


【植物由来ミネラル、ビタミン類、食物繊維、油脂成分】
・梅干(クエン酸)
・松の実
・ゴマ、エゴマ、ナタネ
・地域で採れる薬草や野草・山菜・野菜を乾燥させたものや煮て干したもの
・クチナシ粉末
・はじかみ粉末などの栄養価の高い食品


【添加物】
・蜂蜜または水飴
・甘草(糖類・矯味剤)
・焼酎・日本酒・濁酒(溶出材及び栄養抽出材)
・ゴマ油や菜種油等の植物油等(脂質と脂溶性ビタミンの摂取)


矯味(材料によっては臭みがある魚粉など食べにくい→その場合矯味剤で食べやすく)
・松の甘皮粉末(テルペン類による矯味剤)
・肉桂
・薄荷
・生姜
・山椒及び山椒の葉 擂りゴマ・ゴマ油
・擂りゴマ・ゴマ油

ー上記を参考に材料を考える


材料 なるべく黒くなりそう、味が独特な材料は避ける

製品100gあたりエネルギータンパク質脂質炭水化物(糖質)炭水化物(食物繊維)食塩相当量値段(製品1kgあたり)
はったい粉371kcal9.3g3.1g84.4g0.0g671円
米粉356kcal6.0g0.7g81.9g0.0g730円
蕎麦粉356kcal12.1g3.1g73.8g0.0g799円

タンパク質、海洋性ミネラル、動物性ビタミン類、油脂成分

蕎麦粉

→たんぱく質がとても豊富。ただ比較的物価が高いのではったい粉よりも使用量は減らす

豆類(詳細未定)

→味の主張があまり強くなさそう。豆にもいろんな種類があるので

 それはまたまとめてどの豆を入れるのか要検討

植物由来ミネラル、ビタミン類、食物繊維、油脂成分

ドライフルーツ

→使用用途的に、おやつ感覚で食べられる甘さのあるものの方が良いと考えた。

 ドライフルーツは当時作られていた兵糧丸には使われていなかったが

 当時は野菜などを干して混ぜていたことからドライフルーツで代用できるのではないか


添加物

蜂蜜

→砂糖などは使わず素材本来の甘さなどを引き立てる優しい甘さのものを使用したい

 現代版として、ここにココアパウダーなどを使用する(チョコ味)とかあり?


矯味

※材料によっては臭みがあるため、矯味剤で食べやすくする

なし

→魚粉を入れるのであれば必要になってくるが、お菓子感覚で食べられる味を目指したいので魚粉を入れないでやろうと考えています。なので矯味としてなにも入れなくてもいいかなと考えました。


【手順】

①すべてをすり潰して混ぜる

②①をこねて丸め、クッキングシートを敷いた蒸し器の上に並べていく

(イメージ小籠包を蒸す時の配置)

③蒸す(今あるレシピはだいたい30分ほど蒸している)

④完成


文責:秋田寧々

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