生徒会や委員会をしていると、最も大事なのは「物事の決め方」でした。つまり「会議」です。この「会議」と言ったを知ることで、決定事項や仕事の割り振りなどの「組織をまわすこと」が出来るのではないでしょうか。今回は【会議の種類】【会議を作り、回す方法】の2つを紹介します。
【会議の種類を知ろう】
1.会議内容は主に4つ
・報告事項(進捗状況、進め方の確認)
・討議事項(議題に対して、沢山の意見を求める)
・協議事項(沢山の意見から案を絞る+案の修正)
・審議事項(最終決定)


2.ファシリテーターとは
・会議の進行を行う人
・議題に対して話し合う時間の管理、話す機会の提供などを行う
★ポイント
・議題の重要度や優先度によって、時間配分を行う

3.私たちは、2種類の会議形態を使い分けている
・MTG
→主に討議、本会議の準備(資料作成)など。
→会議までに資料作成などの準備を済ます。
・会議
→主に報告、協議、審議を行う。
→決め事、重要事項の連絡を行う。

★ポイント
・MTG → 会議の順番で行う
・予め、会議の日程は決めておく
・会議前には、議題を明確にしておく
・議題の設定は、関係各所と調整が必要
【会議を作り、回す方法】
1.アジェンダとは?
・会議の「目的+報告事項+議題」、「会議の流れ」を記入したもの。
・ラテン語で「実行に移されるべき事柄」という意味。
・会議を行いたい人(リーダーなど)が作る。
・会議前に全体で配布する。
・アジェンダ&議事録 テンプレート(Googleドライブ)


★ポイント
・会議の進め方を意識して作る
・議事録を作りやすいアジェンダにする
・参加者への事前共有を徹底する
2.会議の基本構成
➀名前
②目的(何を目的として会議を行うのかを明確に)
③日時と場所
④出席者の確認
⑤前回の議事録の確認
⑥タイムスケジュールの確認、資料配布
⑦報告→討議→協議→審議
⑧伝達事項
⑨次回の会議予定(取り上げるべき議題を確認)
★ポイント
・配布する資料の種類やページ数なども記載すると便利。
・資料は、事前に配布する。
・欠席者がいる場合、理由を確認しておくとよい。
・参加者が多い場合、会議主催者の連絡先を記載する。
3.会議の目的、決議する項目を明確に
・目的やゴールが不明瞭だと、何を議論すればいいか分からなくなる。
参加者も「なぜこの会議が必要か分からない」と考える。リーダーは「なぜ会議を行うか」を明確にしよう。

4.期限を決める
期限を決めて、どのように進めていくかを明確にしよう。これがないと、会議で決めたことも前に進まなくなる。

文責:代表 長尾一成