理想のリーダーとは、事務局長が語る。

私は理想のリーダー像を語る前に定義しておくべきなのは、理想の団体像だと考える。そのため、まず理想の団体像についてここに記して行こうと思う。

そもそも団体とコミュニティの違いとはなんだろう。
私はコミュニティはただ人が集まっただけ、団体は組織があり確立した運営方法にそって常に動いているものだと考える。例えるならば人間の体に血が流れているのが団体、流れていないのがコミュニティと言うべきではないだろうか。

団体が運営されているということは、代表がいてリーダーがいて、部署に別れて動いているのが定番だと思う。理想の組織構造は団体の活動やメンバーによって異なると思われるので一概には言えないが、どちらにせよ運営方法が確立されていることが大切であろう。コンセンサスの取り方、議事録の残し方、会議進行の手順など、ある程度決まったものがあることで円滑な組織運営が可能になると考えられる。

では結局理想のリーダーとは何なのか。私の答えは明確な目標を常に掲げ、「こんなことがやりたいから協力してくれ!」とはっきり言える人だ。
組織の運営方法をどれだけ模索してベストの状況に持っていったとて、結局明確な目標がなければ団体は潰れていく。今まで何度も”目標が曖昧になって潰れた団体”を見てきたからこそ、目標やゴールだけは見失ってはならないと声を大にして言いたいのである。
目標やゴールさえはっきりしていれば、運営方法は割と着いてくる。なるようになるのである。

そしてリーダーにはその目標・ゴールに興味を持たせる活動を最も献身的に行ってほしい。私のように内容に興味は無かったけど、やる気があって本気さが見える団体であれば協力したい、という人間も少なくない。団体に所属する意味は人によって様々だが、活動内容よりも人との関わりやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の為に所属している人間も多いだろう。私を含めそのような人間は、先導を切る人間のやる気にとても左右されるものである。

「〇〇さんの元で活動したい!」「活動できてよかった!」そう言わせることができたらあなたは理想のリーダーであろう。

また、リーダーこそ完璧すぎる必要は無いのでは無いだろうか。応援したくなるタイプの人間、つまり人から愛される人間というものは、組織においてどの立場にいても重宝される人材だと思う。


ちなみに私の好きな食べ物はラーメンである。
文責:事務局長

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